布ナプキンの勧め

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★布ナプキンの勧め★
　布ナプキンを良く知らない頃は，紙ナプに比べると何となく不快なイメージがありました。
　何となく，濡れたタオルやガーゼのイメージだったので，「紙ナプの方が絶対快適に決まっている。」と思い込んでいました。
　それに、今時の薄型でなくて「もこもこ」していそうだし、布なんて大して水分を吸うわけないと、布おむつを使っていながらも、布ナプに対する偏見があったのです。

　ある日，ネットの送料を浮かせようとお試しで何となく布ナプを買ってみました。布ナプは布おむつの掲示板等で知っていたのですが，初めて本物に出会って使ってみた時の衝撃は，「何だコリャ－！！」と言う位、衝撃でした。
　実際に使ってみてびっくりです。とっても柔らかくて肌触りが良くてフィット感もあり、案外とても快適なのです。
　確かに私の使っているのは多少モコモコするのですが、それでも断然快適です。

　気持ちの上でも、布ナプを使っていると何故か嬉しくて，気が付くと鼻歌を歌いながら、つい「にこにこ」していたと言うことも数回あります。

　それに比べると，紙ナプは薄くて携帯等にはいいんだけど，何かもう一つ密着性が無いと言うか，使っているだけでむず痒いと言うか，ブルー一色になるんです。
　環境ホルモンが出ているかどうかなんて触って分かるものじゃないけど，何かチクチクするんです。
　薄くて携帯にも便利とは言うものの、布ナプでも、会社でも多い日で１～２回変えるだけなのでバッグに入れて持ち運べば、それ程嵩張りが気になりません。
　薄型の紙ナプの方が頻繁に変えていたので、使用する枚数は断然布ナプの方が少なくて済んでいます。

　ついでかも知れませんが、紙ナプキンを使っていると、動いたはずみに尿が漏れる感じが度々有り、若かった頃で誰にも相談できず、自分は病気なのかと悩むことが良くありました。そこで、紙ライナーと紙ナプキンをほぼ絶え間なく使っていないと心配で外出も出来ない位でした。

　所が、布ナプキンにした途端、もうそんなことに悩まなくなりました。私の年齢に合わない心配事は、紙ナプキンを止めた途端終わったのです。
　そうです。原因は、紙ナプキンを使っていて、時々動いてチクチクする為に、体がおかしくなっていただけで病気ではありませんでした。

　それなのに、痒くなったり体調が悪くなったら、自分の体が問題なのかとお薬を塗ったり、飲んだりして治療する人もたくさんいるようです。薬で治さなくても、原因を取り除けば普通の体なら勝手に治ってくれるものです。

　そして、「生理の時のあのにおい」とまことしやかに生理の時は「におい」があるように思っていましたが、布ナプキンに替えてから１年掛かりましたが、今は生理の時の「におい」はありません。もちろん血の臭いはしますがほとんど血の臭いだけです。でも血のにおいってそんなに強い臭いではありません。あの「におい」ってなんだったんでしょう？

　「今まで何でこんなに快適な布ナプと言う選択肢があることを知らなかったんだろう」と言う疑問で一杯ですが，良く考えてみると，普通にお店でこんなものを売っていないんですよね。
　薬局に行っても，紙オムツや紙ナプは山積みされているのに，薬局で布おむつも布ナプキンも見たことがありません。
　それもその筈。お店としては布おむつも布ナプも商品としては不良品なんですよ。だってたくさん売れないんですから。
　殆ど布ナプキンは店頭で見掛けないので，私はネットで購入しました。
　